ロジスティクス事業強化

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ロジスティクス事業強化
クールチェーンを積極活用
海空一括対応や通販商品も

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 航空集配サービスがロジスティクス事業を強化している。同社は千葉県船橋市にロジスティクス営業本部を置き、成田ロジスティクス支店(千葉県山武郡芝山町、GLP成田1階)、多摩ロジスティクスセンター(東京都国立市)、幕張ロジスティクスセンター(千葉県習志野市)を中心に物流拠点を展開している。成田ロジスティクス支店の保冷倉庫を活用したクールチェーン・サービス「K-COLD」、多摩ロジスティクスセンターを活用した航空・海上貨物のワンストップ対応、幕張ロジスティクスセンターの通信販売商品の取り扱いなどが特色だ。

成田ロジスティクス支店は主に成田空港の輸出貨物の保税業務、集荷・梱包などの付帯サービス、輸入貨物の通関後の配送業務などを手がけている。集荷・配送に関する業務エリアは輸出混載の集荷は千葉県、東京都、神奈川県東部、埼玉県南部、チャーター手配は全国対応が可能だ。これまでに培った貨物取り扱いノウハウ・品質、そしてニュートラルな立場で、成田空港を活用しているフォワーダーと幅広く取引していることも強みだ。

保冷ニーズも多いため、保冷・定温サービスを強化している。成田地区では成田ロジスティクス支店の3温度帯の保冷施設を活用。保冷車・冷凍車による定温輸送サービスや倉庫管理システムを組み合わせることで、一貫した保冷貨物向けワンストップサービス「K-COLD」を提供している。

航空集配サービスは、成田空港外に生鮮営業本部成田支店の物流センターがあるなど、輸入生鮮貨物の分野の取り扱いで豊富な経験、ノウハウがある。リアイス、保冷梱包の分野などのノウハウも大きな強みだ。こうしたノウハウ、高品質、ネットワークを輸出生鮮貨物の取り扱いにまで拡大している。

成田ロジスティクス支店の3温度帯の保冷倉庫は、定温庫(プラス19度、約264平方メートル)、冷蔵庫庫(プラス5度、約211平方メートル)、冷凍庫(マイナス25度、約23平方メートル)というもの。貨物の搬出入口との間には前室(プラス19度、約66平方メートル)を設けて外気の進入を防いでいる。

保管とともに倉庫内で作業ができることも特色だ。例えば倉庫内にエンバイロテナーのコンテナを搬入して積みつけを行うこともできる。厳密な温度管理が求められる医薬品や化学品といった貨物に柔軟に対応できる。また、生鮮食品輸出向けに、冷蔵庫(プラス5度、80平方メートル)もある。

地元生鮮貨物の海外への出荷に際しても、成田ロジスティクス支店の物流倉庫機能、フォワーダーとの連携による各種サービスの提供などソフト面のバックアップも可能としている。海外との情報のやりとり、代金回収など輸出手続きや貿易事務に関するお手伝い、相談など、今後、海外への生鮮貨物の輸出などを検討している荷主のさまざまなニーズに対応する。

ロジスティクス営業本部営業推進課の山口裕之主任は「航空集配サービスのクールチェーンを活用していただくことで、安心して海外への食の輸出に取り組むことができる。ぜひご相談、ご利用いただければ」と話す。また企画部経営企画課の加瀬将人氏は「ロジスティクス営業本部と生鮮営業本部の連携を通じて、お客さまの多様なニーズに対応したい」と語る。

また多摩ロジスティクスセンターは三多摩地区、神奈川県中西部、埼玉県などにある荷主の生産拠点からの輸出貨物の集荷、成田空港への横持ち輸送および梱包を担っている。日中のうちに集荷して、夕方から多摩ロジスティクスセンターで検量・検尺・梱包などを実施。特に今後は梱包サービスの拡充に力を入れていく。フォワーダーに同日中に情報を送信することで、フォワーダーにとっては翌日朝から通関などの諸作業に入ることができる。また多摩ロジスティクスセンターでラベル貼付などの作業を手掛けることもあり、成田空港外の成田ロジスティクス支店の物流施設に搬入後の作業効率化を可能としている。

多摩ロジスティクスセンターは海上貨物の取り込みにも力を入れている。荷主の生産拠点からの貨物は航空、海上貨物の双方があり、これを同時に集荷して多摩ロジスティクスセンターで仕分けして空港および港湾に搬入する。海上貨物のバンニングを行うこともある。航空貨物、海上貨物の双方にワンストップで対応する体制を敷いている。

一方、幕張ロジスティクスセンターでは主に国内ロジスティクス事業を展開。通販関連貨物のロジスティクス・サービスを提供している。国内の生産拠点からの通販商品、海外からの通販商品の双方の取り扱いがあり、幕張ロジスティクセンターで保管やピッキング、検品、商品のセッティング、ラベル貼付、仕分け、納品書の発行、発送(宅配業者への引き渡し)までワンストップで対応している。