「物流」ができること、「物流」にできること

月刊CARGO 2008年3月号

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月刊CARGO 2008年3月号

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輸出入ともドライ中心に取り扱う成田関空地区にOLT輸出 航空集配サービスは、中部臨空都市・空港島総合物流ゾーン2列目で中部空港営業所を開設している。同営業所は、成田支店、大阪支店、福岡営業所とともに、生鮮営業本部の管轄下になる。敷地面積は4,671m2。倉庫面積は1,450m2。ひさし下や駐車場部分を含め、保税面積は2,987m2。総勢26人体制(派遣社員含む)で運営している。 同社によると、輸出貨物の取扱量は月間200トン前後。同社中部空港営業所の福田啓二所長は「取扱品目は輸出入貨物ともドライ貨物を中心にしている。生鮮 輸入貨物は少ない」と話す。輸出貨物のOTL(保税地上運送)として、成田空港に1日2便(平日)、関西空港には同1便運行している。週末の金曜には成田 空港に1日7〜8便運航している。福田所長は「セントレアの国際線就航便数は成田・関西空港に比べ少ないため、両空港に保税転送する輸出貨物は多くなる」 と話す。貨物専用便や旅客便の減少で、関空湊に保税転送する輸出貨物は増加しているという。 中部空港営業所は、05年2月のセントレア空港と同時に開設したもの。福田所長は「開設3年目を迎え、中部空港営業所として黒字を出せるよう、コスト削減 に努めてきた。昨年夏以降、輸出貨物の動きに回復傾向も見られる。保税倉庫を活用した輸出ドライ貨物の取扱量を増やしていきたい」と意欲を燃やす。

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